ビジネス本・自己啓発本を安く買うための古本価格研究所

本に使うお金は年間平均150万円超。出費を抑えるため、本をできるだけ安く買う方法を常に探っています。本を安く手に入れる方法を考察し、お薦め本の中古価格がこの先どう動くかといった独自の相場観などを伝えていきます。

大前研一「企業参謀―戦略的思考とはなにか 」の中古本を安く買う

   

プレジデント社。1999年出版。定価2,000円。408ページ。

大前研一(おおまえ けんいち)は早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学で修士号を、マサーチューセッツエ科大学で博士号を取得。マッキンゼー・アンド・カンパニー・インクで日本支社長、本社ディレクターを務め、アジア諸国や内外一流企業のアドバイザーを歴任。94年4月マッキンゼーを退職。現在、株式会社大前・アンド・アソシエーツ代表取締役、株式会社ブレーク・スクール代表取締役、「アタッカーズ・ビジネススクール」塾長、「一新塾」塾長、96年よりucLA大学院政策・社会研究学部教授。

大前研一「企業参謀―戦略的思考とはなにか 」とは

「企業参謀」は大前研一の処女作である。本書は、一九七五年と七七年に出版された『正・続 企業参謀』を、九九年に新装版として発行したものである。著者が三十二~三十五歳にかけて書き下ろした処女作である、初版から二五年が経つが、依然として古さを感じさせない問題意識が本書にはある。

企業のさらなる発展を考える時、戦略はいろいろとあるが、なかなか明確な指針を決定することができない企業が多い。大前氏はこの著書の中で、戦略的計画の中核にいくつかの提言をしているが、なかでも重要な点はリスクを取らなくてはいけない、またリスクを取る気概を持つことが必要だと説いている点である。

また、世の中の急激な変化には柔軟に対応し、今までの原則をも変えていかねばならないとも言う。過去の成功が将来の成功を約束するものではない現在、成功への扉は自らが開かなくてはならない。その意味で、本書は成功への道しるべとなる一冊と言える。

大前研一には『一人勝ちの経済学』、『サラリーマン・サバイバル』、『大前研一のアタッカーズ・ビジネススクール』、『新装版金融危機からの再生』など、他に多数の著書がある。

アマゾンマーケットプレイスでの「知識創造企業」中古本の価格・相場は?

マーケットプレイスでの中古本は平均すると1,000円前後だが、価格のブレがやや大きく、今、確認してみたところ1,500円であったが、安い時はしばらく500円以下で買える時もある。

ブックオフでの「知識創造企業」の中古本の価格・相場は?

ブックオフの店舗では1,260円の値付けになっていることが多い。在庫自体置いていないことが多いので気を付けたい。

結論

ブックオフでは手に入れづらいので、Amazonで価格を確認して、安く買えそうなら買ってしまうべきだろう。

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