ビジネス本・自己啓発本を安く買うための古本価格研究所

本に使うお金は年間平均150万円超。出費を抑えるため、本をできるだけ安く買う方法を常に探っています。本を安く手に入れる方法を考察し、お薦め本の中古価格がこの先どう動くかといった独自の相場観などを伝えていきます。

デービッド・アーカー「ブランド・エクイティ戦略」の中古本を安く買う

   

「ブランド・エクイティ戦略―競争優位をつくりだす名前、シンボル、スローガン」ダイヤモンド社。1994年出版。定価3800円+税。424ページ。

デービッド・A・アーカーは1960年マサチューセッツ工科大学(マネジメント)卒業。69年スタンフォード大学Ph.D.(経営学)。68年よりカリフォルニア大学バークレー校経営大学院にて助教授、教授を経て、現在名誉教授。マーケティング戦略論、広告、マーケティング・リサーチなどの分野における屈指の研究者の一人。講演会やセミナー、シンポジウムなどで来日する機会も多い、『ブランド優位の戦略』、『ブランド・リーダーシップ』など著書、論文が多数ある。2014年には「ブランド論—無形の差別化を作る20の基本原則」が発売された。

デービッド・アーカー「ブランド・エクイティ戦略」とは

現在のブランド論の出発点となる名著。ブランドとは何か、また、いかに重要かを教えてくれた。マーケティングを志すものの必読書で、「ブランド」を体系化しようとした意欲作である。

  1. ブランドエクイティを定義し、それがどのように価値を提供するかという構造を与える。
  2. ブランド価値に影響するマーケティング意思決定または環境上の事象から価値がいかに発生したりまたは失われるかを示す。
  3. ブランドーエクイティをどう管理すべきかということを議論する。
  4. 戦略的に発想するマネジャーに対して問題点を提示する。

この四つの目的によって書かれた本書は、極めて理論的であると同時に実践的なブランド構築のテキストとなっている。

ブランド論—無形の差別化を作る20の基本原則(2014)

こちらはデービッド・アーカーの最新作。ブランド論全体像を語っている。

アマゾンマーケットプレイスでの「ブランド・エクイティ戦略」の中古本の価格・相場は?

アマゾンマーケットプレイスでの中古価格は変動の幅が大きく、安いときで千円台前半、高いときで三千円台前半、平均すると2千円台半ばといったところである。

ブックオフでの「ブランド・エクイティ戦略」の中古本の価格・相場は?

店頭でこの本を見かけることは少ないが、あれば2,960円の値付けになっているはずだ。

結論

本書の場合、ブックオフで中古を買うことは難しく、在庫があってもアマゾンより高いことが多いので、必要な場合はアマゾンで購入した方が良いはずだ。

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