クレイトン・クリステンセン「イノベーションのジレンマ」を安く買う
2016/07/21
目次
クレイトン・クリステンセン「イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」Clayton Christensen「The Innovator’s Dilemma」
「イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき」
翔泳社。伊豆原弓訳。2001年増補改訂版。2000年初版出版。2,160円。327ページ。1997年に米国で出版された本が、日本でも翻訳、出版されロングセラーになっている。
クレイトン・クリステンセンはハーバード・ビジネススクールのビジネス・マネジメント学教授であり、同校で技術・事業マネジメント学、総合マネジメ ント学の教授も併任している。同氏の研究と著作は、マネジメントと技術のイノベーション、新技術による新しい市場の発見における問題、組織の能力の認識と 発展が主な対象である。
ハーバード・ビジネススクールで教鞭をとる前は、1984年にMITの数人の教授と共同設立したセタミックス・プロセス・システムズ・コーポレーションの会長兼社長のほか、ホワイトハウス・フェロー、ボストンコンサルティング・グループのメンバーを務めた。
クレイトン・クリステンセン「イノベーションのジレンマ」とは
業界をリードしていた大企業が、市場や技術の変化に直面した時、競 争の感覚を研ぎ澄まし、顧客の意見に注意深く耳を傾け、新枝術に積極的に投資し、それでも市場での優位を失う優良企業の話である。突如として大企業が衰退 し、新興企業が急成長するメカニズムを、技術発展のスピードと顧客ニーズの多面性という視点からモデル化してみせた名著。「企業にとって戦略とは何か」を 具体的に理解できる。ハードディスクや建設機械業界における事例も秀逸である。
技術革新によって市場や戦略が大きく変化する現在、そのジレンマを解決する手立てを提供してくれる本だ。全てのビジネスマン、特にエンジニアなら必読の本である。
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アマゾンマーケットプレイスでの「増補改訂版イノベーションのジレンマ」中古本の価格・相場は?
平均すると1,500円前後の相場だが、レンジは700円~1,800円辺りで変動が大きく、1,000円以下で買える時もたまにある(数か月に1度程度か)。
ブックオフでの「増補改訂版イノベーションのジレンマ」の中古本の価格・相場は?
店頭では1,260円の値付けが多い。1,560円になっているのも見かけたことがある。
結論
平均で見ると、アマゾンもブックオフも同等程度か。ブックオフに在庫がある頻度は大型店舗でもあまり期待できないので、アマゾンで相場より安い出品者を発見できれば、そちらの方が良いだろう。
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